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USBドライバは、ダウンロードしたアーカイブファイルを解凍すると生成される \USBsample_v2\USBDRV の中に収録しています。図2のように場所を指定してから「次へ」をクリックしてください。
[図2] ドライバ収録フォルダの指定
すると図3のようにドライバがインストールされます。図4のように表示されたらドライバのインストールは完了です。
[図3] ドライバインストール途中
[図4] ドライバインストール完了
上記ドライバのインストール作業は、組み込みシステム開発評価キットのUSBターゲットコネクタをはじめてWindowsマシンに接続したときのみ行います。以降はインストールしたドライバが自動的に読み込まれるので、上記作業は不要です。
ただし、接続するUSBポートを従来と変更すると、新たにドライバのインストールが要求される場合があります。
●USB経由フラッシュ書き換えツールの使いかた
USB経由フラッシュ書き換えツールは、ダウンロードしたアーカイブファイルを解凍すると生成される \USBsample_v2 の中に収録しています。図5のように USBtest.exe を起動してください。
[図5] USB経由フラッシュ書き換えツール
図6にUSB経由フラッシュ書き換えツールの起動画面を示します。「File Select」をクリックしてください。
[図6] USB経由フラッシュ書き換えツールの起動画面
すると図7のようなファイル選択ダイアログが表示されるので、フラッシュROM書き換えスクリプトファイルを選択します。図7の例は、組み込みシステム開発評価キットの出荷状態でROM化されているMicroBlazeシステムの場合です。この例では VerUP.TXT がスクリプトファイルとなっています。
[図7] フラッシュROM書き換えスクリプトファイルの選択
スクリプトファイルを選択したら、図8のように「Flash Ver.Up」ボタンをクリックしてください。するとフラッシュROMを書き換えてもよいかどうかの確認ダイアログが2回出てくるので、OKをクリックしてください(図9、図10)。
[図8] フラッシュROM書き換え開始
[図9] フラッシュROM書き換え確認(1)
[図10] フラッシュROM書き換え確認(2)
書き換えが始まると、図11のような画面表示になります。書き換え作業が完了すると、図12のようになります。書き換えが終了したら、右上の×ボタンをクリックしてツールを終了させてください。組み込み開発評価キットの電源を切る、または接続したUSBケーブルを外す場合は、かならずUSB経由フラッシュ書き換えツールを終了させてから作業してください。
[図11] フラッシュROM書き換え途中
[図12] フラッシュROM書き換え完了
なおフラッシュROM書き換え時に、組み込みシステム開発キットのボード上のCOM2コネクタ(CN10)をターミナルに接続(パラメータは、通信速度115200bps、データ長8ビット、ストップビット1ビット、パリティなし、フロー制御なし)、またはアナログRGB出力コネクタ(CN17)をVGAディスプレイに接続していると、次のようなフラッシュ書き換えログメッセージが表示されます。
BLANCA System boot ... (MicroBlaze) On Board Flash Write System [USB or COM2] USB Reset USB Set Address[02] USB Set Configuration Command=03h Address=A0600000h Flash Sector Erase ... Success Command=03h Address=A0610000h Flash Sector Erase ... Success Command=03h Address=A0620000h Flash Sector Erase ... Success Command=03h Address=A0630000h Flash Sector Erase ... Success Command=03h Address=A0640000h Flash Sector Erase ... Success Command=03h Address=A0650000h Flash Sector Erase ... Success Command=03h Address=A0660000h Flash Sector Erase ... Success (中略) Command=02h Address=A07E8000h Size=00004000h Total bytes 00004000h Command=04h Address=20400000h Size=00004000h Total bytes 00004000h Command=06h Address=A07EC000h Size=00004000h Flash Write ... Success Command=02h Address=A07EC000h Size=00004000h Total bytes 00004000h Command=04h Address=20400000h Size=00003DEEh Total bytes 00003DEEh Command=06h Address=A07F0000h Size=00003DEEh Flash Write ... Success Command=02h Address=A07F0000h Size=00003DEEh Total bytes 00003DEEh